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ジャンル | 教養 |
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タイトル | 荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで |
著者 | 伊藤俊一 |
出版社 | 中央公論新社 |
価格 | ¥990(税込) |
発売日 | 2021年9月 |
販売状況 | 発売中 |
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荘園は日本の原風景である。公家や寺社、武家など支配層の私有農園をいい、奈良時代に始まる。平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった。鎌倉時代以降、武士勢力に侵食されながらも存続し、応仁の乱後に終焉を迎えた。私利私欲で土地を囲い込み、国の秩序を乱したと見られがちな荘園だが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面は見逃せない。新知見もふまえ、中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。