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| ジャンル | 文芸 |
|---|---|
| タイトル | その犬をください |
| 著者 | 逢坂冬馬 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 価格 | ¥2145(税込) |
| 発売日 | 2026年9月 |
| 販売状況 | 販売中 |
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近代日本の歴史的転換点。そのとき、人と犬は?『未開の咆哮』明治初期の東京府。教師に着任した御雇外国人のジョージは、士族の青年・藤川の助力で異文化の暮らしに慣れてきた頃、突然現れた浪人に立ち塞がれ―。「犬は人間社会を映す鏡だ」。『忠犬誕生』昭和7年、渋谷駅。乗降客に混じって人待ち顔の老犬がいる。一つの新聞記事から始まった〈ハチ公〉ブームは、人間の欲望を巻き込んで加速し、現実を超えてゆく。「動き出したお噺は、誰にも御することができないんです」。『犬たちの戦争』アメリカとの戦争が始まり、熱烈な軍国少年になった坂間明は、「犬の供出運動」によって愛犬ドーラクを差し出すよう促される。「何が何でも皆さんの犬をお国へ献納して下さい」。『スランプ』令和の初夏。高校生の楓は突然学校に行けなくなった。「戦争」という言葉が頭から離れず、自分を押しつぶすような恐怖を感じるのだ。「戦争が怖くて学校に行けないなんて『変』だ」。時代を超えて繋がる4つの物語。